餅さんからのバトン!タイトルがそのものズバリって感じで笑えます。
【オタクの創作歴史バトン】
◎オタクの歩み
1歳前後からベビーコロールをにぎりしめて、何やら描いていたようです。使う色は紫ばっかり(自分の子供だったら心配です)。保育園でもよく絵を描いていました。一つ上の子にこういう(▽)三角な胴体はおかしいと上から線を描き足され「人の絵に勝手に何を!」と憤ったのは今でも覚えています(勿論上の子が正しいのですが…)。小学校にあがっても常に自由帳を持ち歩いて、休み時間には落書きしてました。のみならず、授業中や試験用紙に落書きをする手癖の悪い子でした。親に中学受験の勉強を見てもらっているときにまでこっそり落書きをして(しかも点描←ばれないように薄くしたかったから)、そのくせ完成したら嬉しくて自分からばらしてしまったり。そのときの親の唖然呆然の顔は忘れられません。
本を選ぶ時もいわゆるジャケ買いで、青い鳥文庫とかも表紙を見て選んでました。でも、そのおかげではやみねかおる作品にも出会えたので悔いはないです。
ただ、「オタク」への歩みの決定打は、何と言っても中学1年のクラスでしょう。カーテンの影で同人誌…とか、読んでないですけど、そういうものにあんまり抵抗なかった時点で素地があったというべきか。とにかく濃いクラスで、影響も大きかったのです。漫画を読む量がぐんと増えて、同好会にも入り(笑)。会誌のために絵を沢山、それも人に見せる絵を描かなきゃということで頑張って描くようになりました。授業中のノートが「(本名)ノート」って名付けられたりするくらい描きまくっていたのも良い思い出です(先生にもばれてたっぽい…)。
大学生になっても落書きはおさまらず、周囲にはモロバレでした。もう描かずにはいられない病気みたいになっていて、友達も好意的に受け止めてくれているのですが「(授業中に)A4サイズの大作を描いたら!!」とか言われるとちょっと泣けてきます。
◎影響を受けた作家さんや絵師さんはいますか?
一番初めが、CLAMPでした(多分)。保育園の友達が親と交渉してくれて(「あのね、(本名)ちゃんにもなかよし買ってあげて」と!!)なかよしを読むようになりました。母は漫画に興味がなく無検閲だったのですが、たまたま内容を見た祖母が眉をひそめたこともあったとか。ともあれ、CLAMPのカラーページを切り取って保存し、よく眺めては真似したり、と。ジブリ作品は絵もストーリーもとても好きです。あ、セーラームーンも忘れてはいけないですね。マーズのお札を自分で(大量に)作って「りんぴょうとうしゃ!」って……。
他には秋乃茉莉、今市子、波津彬子、山田章博などなど。その時々でグワーっとはまったりしていて、色んなところに色んな人の影響を受けて今に至っているようです(もはや自分でもよくわかりません…)。
あと、メ同の皆の絵は凄く刺激になっていて「こんな描き方があるんだ!」「こんな色が!」と、そのクオリティを自分でもものにしたくて沢山描いてました。当時は非常に美味しい環境にいたんですよねえ。高校3年の交換絵ノートも凄かったし。こうやって振り返ってるとしみじみしちゃいます。
◎今まで描(書)いた中で一番楽しかったものは?
ミュージカルを観た後など、勢いに任せて描きなぐってると凄く楽しいです。高3のときに「観劇後は描かずにはいられないんだよね」と言ったら「それは立派にオタクだと思う」と諭されて反論できず、納得せざるを得ませんでした。
◎作品を描(書)いていて変わった事、嬉しかった事、悩み事
変わった事:
自分の絵の出しどころをわきまえるようになりました。年賀状の絵は家族全員分を私が描くので、「一般受け」する絵かどうかを考えたり。卒論でも絵を描きましたが、なるべく子ども受けする丸い感じの絵を描こう、とか。
嬉しかった事:
「上手いね」と言ってもらえると嬉しくなります。
悩み事:
描く量がおちて、前ほど描き込めなくなったこと。一日にA4一枚とかノルマを決めてみようか……。あと、絵が得意だよね?と学科の教授の似顔絵を頼まれた時は焦りました。描ける絵の範囲が狭いので、正統派な絵は苦手です。
◎今までの作品の癖みたいなもの
左向きの顔ばっかりです。特に横顔。安易な構図に逃げがちなので、似たような絵が沢山ある…気がします…が、気にしたら負けだということで気にしてません!
◎アナログとデジタルではどちらが作品を創りやすいですか?
デジタルは難しくて…saiのお試し版をちょこっとだけ使ってますが。最近は鉛筆でちまちま描いたり、ボールペンでガシガシっと描くのが常です。気力と時間さえあれば、ハイテック一本で背景まで塗り込みたいところ。
◎作品を描(書)く上での理想と現実
頭の中の構図を、紙の上に再現できないこと。
◎作品を描(書)く上で学んだ教訓
バランスが大事だなと。細部もこだわりたいけど、途中でちょっと遠目にボーッと見てみて、全体が狂ってないかチェックすると、ぽっと構図が定まったりします。
◎これからチャレンジしたい事
右向きの顔、動きのある絵、背景をちゃんと描けたら良いです。そのためには、得意な構図に逃げずに、色々と資料を見て練習しなきゃなーと思います(遠い目)。
◎次に回す歴史が知りたい5人
アンカーでお願いします、すみません。
何だかやたら長くなりましたが…歴史の復習は大事ですねということで。餅さん、楽しいバトンを有難うございました!!

今日の絵:「アイーダ」よりラダメス
【オタクの創作歴史バトン】
◎オタクの歩み
1歳前後からベビーコロールをにぎりしめて、何やら描いていたようです。使う色は紫ばっかり(自分の子供だったら心配です)。保育園でもよく絵を描いていました。一つ上の子にこういう(▽)三角な胴体はおかしいと上から線を描き足され「人の絵に勝手に何を!」と憤ったのは今でも覚えています(勿論上の子が正しいのですが…)。小学校にあがっても常に自由帳を持ち歩いて、休み時間には落書きしてました。のみならず、授業中や試験用紙に落書きをする手癖の悪い子でした。親に中学受験の勉強を見てもらっているときにまでこっそり落書きをして(しかも点描←ばれないように薄くしたかったから)、そのくせ完成したら嬉しくて自分からばらしてしまったり。そのときの親の唖然呆然の顔は忘れられません。
本を選ぶ時もいわゆるジャケ買いで、青い鳥文庫とかも表紙を見て選んでました。でも、そのおかげではやみねかおる作品にも出会えたので悔いはないです。
ただ、「オタク」への歩みの決定打は、何と言っても中学1年のクラスでしょう。カーテンの影で同人誌…とか、読んでないですけど、そういうものにあんまり抵抗なかった時点で素地があったというべきか。とにかく濃いクラスで、影響も大きかったのです。漫画を読む量がぐんと増えて、同好会にも入り(笑)。会誌のために絵を沢山、それも人に見せる絵を描かなきゃということで頑張って描くようになりました。授業中のノートが「(本名)ノート」って名付けられたりするくらい描きまくっていたのも良い思い出です(先生にもばれてたっぽい…)。
大学生になっても落書きはおさまらず、周囲にはモロバレでした。もう描かずにはいられない病気みたいになっていて、友達も好意的に受け止めてくれているのですが「(授業中に)A4サイズの大作を描いたら!!」とか言われるとちょっと泣けてきます。
◎影響を受けた作家さんや絵師さんはいますか?
一番初めが、CLAMPでした(多分)。保育園の友達が親と交渉してくれて(「あのね、(本名)ちゃんにもなかよし買ってあげて」と!!)なかよしを読むようになりました。母は漫画に興味がなく無検閲だったのですが、たまたま内容を見た祖母が眉をひそめたこともあったとか。ともあれ、CLAMPのカラーページを切り取って保存し、よく眺めては真似したり、と。ジブリ作品は絵もストーリーもとても好きです。あ、セーラームーンも忘れてはいけないですね。マーズのお札を自分で(大量に)作って「りんぴょうとうしゃ!」って……。
他には秋乃茉莉、今市子、波津彬子、山田章博などなど。その時々でグワーっとはまったりしていて、色んなところに色んな人の影響を受けて今に至っているようです(もはや自分でもよくわかりません…)。
あと、メ同の皆の絵は凄く刺激になっていて「こんな描き方があるんだ!」「こんな色が!」と、そのクオリティを自分でもものにしたくて沢山描いてました。当時は非常に美味しい環境にいたんですよねえ。高校3年の交換絵ノートも凄かったし。こうやって振り返ってるとしみじみしちゃいます。
◎今まで描(書)いた中で一番楽しかったものは?
ミュージカルを観た後など、勢いに任せて描きなぐってると凄く楽しいです。高3のときに「観劇後は描かずにはいられないんだよね」と言ったら「それは立派にオタクだと思う」と諭されて反論できず、納得せざるを得ませんでした。
◎作品を描(書)いていて変わった事、嬉しかった事、悩み事
変わった事:
自分の絵の出しどころをわきまえるようになりました。年賀状の絵は家族全員分を私が描くので、「一般受け」する絵かどうかを考えたり。卒論でも絵を描きましたが、なるべく子ども受けする丸い感じの絵を描こう、とか。
嬉しかった事:
「上手いね」と言ってもらえると嬉しくなります。
悩み事:
描く量がおちて、前ほど描き込めなくなったこと。一日にA4一枚とかノルマを決めてみようか……。あと、絵が得意だよね?と学科の教授の似顔絵を頼まれた時は焦りました。描ける絵の範囲が狭いので、正統派な絵は苦手です。
◎今までの作品の癖みたいなもの
左向きの顔ばっかりです。特に横顔。安易な構図に逃げがちなので、似たような絵が沢山ある…気がします…が、気にしたら負けだということで気にしてません!
◎アナログとデジタルではどちらが作品を創りやすいですか?
デジタルは難しくて…saiのお試し版をちょこっとだけ使ってますが。最近は鉛筆でちまちま描いたり、ボールペンでガシガシっと描くのが常です。気力と時間さえあれば、ハイテック一本で背景まで塗り込みたいところ。
◎作品を描(書)く上での理想と現実
頭の中の構図を、紙の上に再現できないこと。
◎作品を描(書)く上で学んだ教訓
バランスが大事だなと。細部もこだわりたいけど、途中でちょっと遠目にボーッと見てみて、全体が狂ってないかチェックすると、ぽっと構図が定まったりします。
◎これからチャレンジしたい事
右向きの顔、動きのある絵、背景をちゃんと描けたら良いです。そのためには、得意な構図に逃げずに、色々と資料を見て練習しなきゃなーと思います(遠い目)。
◎次に回す歴史が知りたい5人
アンカーでお願いします、すみません。
何だかやたら長くなりましたが…歴史の復習は大事ですねということで。餅さん、楽しいバトンを有難うございました!!
今日の絵:「アイーダ」よりラダメス
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